§E12.8Hilbert 空間と直交射影

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本単元では既に、長さを測るノルムと、そこから定まる双対空間だけを道具として、汎関数の延長、一様有界性、および双対閉単位球の弱星コンパクト性を扱ってきた。しかしノルムは長さしか測らないので、Banach 空間の閉部分空間MMと点xxが与えられても、MMの元までの距離の下限が達成されるとは限らず、xxに最も近いMMの元を選ぶ手続きは得られない。いくらでも近い点を並べるだけでは足りず、その行き先を空間の中に取り戻すには、長さのほかに方向の情報が要る。内積は二つのベクトルの間に直交という関係を定め、点から部分空間への差がその部分空間と直交するという形で、最も近い点を長さの比較によらずに指定する。内積から定まるノルムについて完備な空間を Hilbert 空間という。本記事では Hilbert 空間を定義し、直交性がもたらす構成を扱う。

1 Hilbert 空間と平行四辺形公式

本記事では係数体K\mathbb KをR\mathbb RまたはC\mathbb Cとする。複素内積は第1変数について線形、第2変数について共役線形とする。

定義 1.1. 内積空間HHが、内積から定まるノルム

∥x∥=⟨x,x⟩\|x\|=\sqrt{\langle x,x\rangle}

について完備であるとき、HHをHilbert 空間 (Hilbert space) という。

命題 1.2 (平行四辺形公式). 内積空間HHの任意のx,y∈Hx,y\in Hに対して

∥x+y∥2+∥x−y∥2=2∥x∥2+2∥y∥2\|x+y\|^2+\|x-y\|^2=2\|x\|^2+2\|y\|^2

が成り立つ。

証明. 内積の加法性と共役対称性を用いて両辺を展開すると、左辺では交差項2Re⁡⟨x,y⟩2\operatorname{Re}\langle x,y\rangleと−2Re⁡⟨x,y⟩-2\operatorname{Re}\langle x,y\rangleが相殺する。残る項は2⟨x,x⟩+2⟨y,y⟩2\langle x,x\rangle+2\langle y,y\rangleである。▨

2 閉凸集合への最良近似

定理 2.1.HHを Hilbert 空間とし、C⊆HC\subseteq Hを空でない閉凸集合とする。任意のx∈Hx\in Hに対して、

∥x−c∥=inf⁡z∈C∥x−z∥\|x-c\|=\inf_{z\in C}\|x-z\|

を満たすc∈Cc\in Cがただ一つ存在する。

証明.d=inf⁡z∈C∥x−z∥d=\inf_{z\in C}\|x-z\|とおく。各n≥1n\ge 1に対して、cn∈Cc_n\in Cを∥x−cn∥2<d2+1/n\|x-c_n\|^2<d^2+1/nとなるように選ぶ。凸性により(cn+cm)/2∈C(c_n+c_m)/2\in Cである。命題 1.2をx−cnx-c_nとx−cmx-c_mに適用すると

∥cn−cm∥2=2∥x−cn∥2+2∥x−cm∥2−4∥x−cn+cm2∥2.\|c_n-c_m\|^2 =2\|x-c_n\|^2+2\|x-c_m\|^2 -4\left\|x-\frac{c_n+c_m}{2}\right\|^2.

最後のノルムはdd以上であるから

∥cn−cm∥2<2n+2m.\|c_n-c_m\|^2<\frac2n+\frac2m.

したがって(cn)(c_n)は Cauchy 列である。HHの完備性によりcn→cc_n\to cとなるc∈Hc\in Hが存在し、CCの閉性によりc∈Cc\in Cである。ノルムの連続性から∥x−c∥=d\|x-c\|=dを得る。

c,c′∈Cc,c'\in Cがともに最良近似点であると仮定する。中点がCCに属するので、同じ等式から

∥c−c′∥2=2d2+2d2−4∥x−c+c′2∥2≤0.\|c-c'\|^2 =2d^2+2d^2-4\left\|x-\frac{c+c'}2\right\|^2\le 0.

よってc=c′c=c'である。▨

定理 2.2 (直交射影定理).HHを Hilbert 空間とし、M⊆HM\subseteq Hを閉部分空間とする。任意のx∈Hx\in Hは

x=m+n,m∈M,n∈M⊥x=m+n,\qquad m\in M,\quad n\in M^\perp

とただ一通りに表される。ここでmmはMMにおけるxxの一意な最良近似点である。したがってH=M⊕M⊥H=M\oplus M^\perpである。

証明.MMは閉部分空間であるから空でない閉凸集合であり、定理 2.1により、xxのMMにおける一意な最良近似点mmが存在する。n=x−mn=x-mとおく。y∈My\in Mとt∈Kt\in\mathbb Kに対してm+ty∈Mm+ty\in Mであるから

∥n−ty∥2≥∥n∥2.\|n-ty\|^2\ge \|n\|^2.

z=⟨n,y⟩z=\langle n,y\rangleとする。内積を展開すると

∥n−ty∥2=∥n∥2−2Re⁡(t‾z)+∣t∣2∥y∥2.\|n-ty\|^2=\|n\|^2-2\operatorname{Re}(\overline t z)+|t|^2\|y\|^2.

z≠0z\ne0なら、t=szt=szとし、十分小さいs>0s>0をとると右辺は∥n∥2\|n\|^2より小さくなり、最良性に反する。したがってz=0z=0であり、n∈M⊥n\in M^\perpである。

x=m+n=m′+n′x=m+n=m'+n'が二つの分解なら、m−m′=n′−n∈M∩M⊥m-m'=n'-n\in M\cap M^\perpである。このベクトルをwwとすると∥w∥2=⟨w,w⟩=0\|w\|^2=\langle w,w\rangle=0であるからw=0w=0であり、分解は一意である。▨

命題 2.3.HHを Hilbert 空間とし、M⊆HM\subseteq Hを線形部分空間とする。MMが閉じているとは仮定しない。このとき

(M⊥)⊥=M‾(M^\perp)^\perp=\overline M

が成り立つ。

証明. はじめにM⊥=(M‾)⊥M^\perp=(\overline M)^\perpを示す。M⊆M‾M\subseteq\overline Mであるから(M‾)⊥⊆M⊥(\overline M)^\perp\subseteq M^\perpである。逆にy∈M⊥y\in M^\perpとし、x∈M‾x\in\overline Mをとる。xk→xx_k\to xとなるxk∈Mx_k\in Mを選ぶと、内積の連続性により⟨x,y⟩=lim⁡k⟨xk,y⟩=0\langle x,y\rangle=\lim_k\langle x_k,y\rangle=0である。したがってy∈(M‾)⊥y\in(\overline M)^\perpである。

次にM‾⊆(M⊥)⊥\overline M\subseteq(M^\perp)^\perpを示す。y∈M⊥y\in M^\perpを固定すると、内積の連続性により{x∈H:⟨x,y⟩=0}\{x\in H:\langle x,y\rangle=0\}は閉部分空間であり、この集合はMMを含むのでM‾\overline Mを含む。y∈M⊥y\in M^\perpは任意であるから、M‾⊆(M⊥)⊥\overline M\subseteq(M^\perp)^\perpである。

逆の包含を示す。N=M‾N=\overline Mは閉部分空間であるから、x∈(M⊥)⊥x\in(M^\perp)^\perpに対して定理 2.2により分解x=m+nx=m+n、m∈Nm\in N、n∈N⊥n\in N^\perpが定まる。前段のM⊥=N⊥M^\perp=N^\perpによりn∈M⊥n\in M^\perpであるから⟨x,n⟩=0\langle x,n\rangle=0であり、m∈Nm\in Nとn∈N⊥n\in N^\perpから⟨m,n⟩=0\langle m,n\rangle=0である。したがって

∥n∥2=⟨x−m,n⟩=⟨x,n⟩−⟨m,n⟩=0\|n\|^2=\langle x-m,n\rangle=\langle x,n\rangle-\langle m,n\rangle=0

であり、n=0n=0、すなわちx=m∈M‾x=m\in\overline Mである。▨

命題 2.4.定理 2.2の分解に対してPMx=mP_Mx=mと定める。このとき、PMP_Mは有界線形作用素であり、

PM2=PM,Ran⁡PM=M,ker⁡PM=M⊥,P_M^2=P_M,\qquad \operatorname{Ran}P_M=M,\qquad \ker P_M=M^\perp,

を満たす。また、∥PMx∥≤∥x∥\|P_Mx\|\le\|x\|であり、M≠{0}M\ne\{0\}なら∥PM∥=1\|P_M\|=1である。さらに

⟨PMx,y⟩=⟨x,PMy⟩\langle P_Mx,y\rangle=\langle x,P_My\rangle

が任意のx,y∈Hx,y\in Hに対して成り立ち、I−PMI-P_MはM⊥M^\perpへの直交射影である。

証明.x=m+nx=m+nとx′=m′+n′x'=m'+n'をそれぞれM⊕M⊥M\oplus M^\perpによって分解する。一意性をax+bx′=(am+bm′)+(an+bn′)ax+bx'=(am+bm')+(an+bn')に適用すると、PMP_Mの線形性を得る。m∈Mm\in MではPMm=mP_Mm=mであるから、PM2=PMP_M^2=P_Mと像・核の表示が従う。

m⊥nm\perp nであるから、Pythagoras の等式∥x∥2=∥m∥2+∥n∥2\|x\|^2=\|m\|^2+\|n\|^2により∥PMx∥≤∥x∥\|P_Mx\|\le\|x\|である。0≠m∈M0\ne m\in MではPMm=mP_Mm=mであるため、M≠{0}M\ne\{0\}なら∥PM∥=1\|P_M\|=1である。y=m′+n′y=m'+n'と分解すると

⟨PMx,y⟩=⟨m,m′⟩=⟨x,PMy⟩.\langle P_Mx,y\rangle=\langle m,m'\rangle=\langle x,P_My\rangle.

最後に、(I−PM)x=n(I-P_M)x=nでありm∈(M⊥)⊥m\in(M^\perp)^\perpであるから、I−PMI-P_MはM⊥M^\perpへの直交射影である。▨

例 2.5 (L2L^2における最良近似).H=L2([−1,1])H=L^2([-1,1])、M=span⁡{1,x}M=\operatorname{span}\{1,x\}とし、f(x)=x3f(x)=x^3をMMへ射影する。e0=1/2e_0=1/\sqrt2とe1=3/2 xe_1=\sqrt{3/2}\,xはMMの正規直交基底であるから

PMf=⟨f,e0⟩e0+⟨f,e1⟩e1=35x.P_Mf=\langle f,e_0\rangle e_0+\langle f,e_1\rangle e_1=\frac35x.

実際、奇偶性から第1係数は00であり、⟨f,e1⟩=3/2∫−11x4 dx=6/5\langle f,e_1\rangle=\sqrt{3/2}\int_{-1}^1x^4\,dx=\sqrt6/5である。さらに

∥f−PMf∥22=∫−11(x3−35x)2dx=8175.\|f-P_Mf\|_2^2 =\int_{-1}^1\left(x^3-\frac35x\right)^2dx=\frac8{175}.

定理 2.2により、この値はMMの他の元を用いたときの誤差以下である。

3 正規直交系と Parseval の等式

定義 3.1.HHの有限列または列(en)(e_n)が正規直交系 (orthonormal system) であるとは、⟨en,em⟩=δnm\langle e_n,e_m\rangle=\delta_{nm}が成り立つことをいう。その線形包がHHで稠密であるとき、(en)(e_n)を完全正規直交系 (complete orthonormal system) という。

定理 3.2 (Bessel の不等式).(en)(e_n)を有限または可算な正規直交系とする。任意のx∈Hx\in Hに対して

∑n∣⟨x,en⟩∣2≤∥x∥2\sum_n|\langle x,e_n\rangle|^2\le\|x\|^2

が成り立つ。有限系では有限和をとり、可算系では部分和の極限をとる。

証明.sN=∑n=1N⟨x,en⟩ens_N=\sum_{n=1}^N\langle x,e_n\rangle e_nとおく。x−sNx-s_Nは各e1,…,eNe_1,\ldots,e_Nと直交するので

∥x∥2=∥x−sN∥2+∥sN∥2=∥x−sN∥2+∑n=1N∣⟨x,en⟩∣2.\|x\|^2=\|x-s_N\|^2+\|s_N\|^2 =\|x-s_N\|^2+\sum_{n=1}^N|\langle x,e_n\rangle|^2.

したがって各部分和は∥x∥2\|x\|^2以下であり、非負項級数の極限をとれば主張を得る。▨

定理 3.3.(en)(e_n)を有限または可算な正規直交系とする。次の条件は同値である。

  1. (en)(e_n)は完全である。
  2. 全てのnnに対して⟨x,en⟩=0\langle x,e_n\rangle=0ならばx=0x=0である。
  3. 任意のx∈Hx\in Hに対して、∑n⟨x,en⟩en\sum_n\langle x,e_n\rangle e_nがノルム収束してxxに等しい。
  4. 任意のx∈Hx\in Hに対して Parseval の等式 ∥x∥2=∑n∣⟨x,en⟩∣2\|x\|^2=\sum_n|\langle x,e_n\rangle|^2 が成り立つ。

証明.定理 3.2により係数の二乗和は有限である。したがって部分和sN=∑n=1N⟨x,en⟩ens_N=\sum_{n=1}^N\langle x,e_n\rangle e_nは

∥sM−sN∥2=∑n=N+1M∣⟨x,en⟩∣2\|s_M-s_N\|^2=\sum_{n=N+1}^M|\langle x,e_n\rangle|^2

を満たす Cauchy 列である。完備性によりsN→ss_N\to sとなるs∈Hs\in Hが存在する。各kkについて⟨x−s,ek⟩=0\langle x-s,e_k\rangle=0である。

(1)⇒\Rightarrow(3)を示す。x−sx-sは稠密な線形包と直交するのでx−s=0x-s=0である。(3)⇒\Rightarrow(4)を示す。上の Pythagoras の等式でN→∞N\to\inftyとする。(4)⇒\Rightarrow(2)を示す。全係数が00なら∥x∥=0\|x\|=0である。最後に(2)⇒\Rightarrow(1)を示す。span⁡‾{en}≠H\overline{\operatorname{span}}\{e_n\}\ne Hなら、定理 2.2によりその直交補空間に00でない元が存在する。この元は全てのene_nと直交し、(2)に反する。よって(1)が成り立つ。有限系の場合も、和を系の最後で止めれば同じ証明が成立する。▨

定理 3.4. 可分 Hilbert 空間HHは、有限または可算な完全正規直交系をもつ。H={0}H=\{0\}の場合には空系をとる。

証明.H≠{0}H\ne\{0\}とし、可算な稠密集合(xn)(x_n)をとる。x1,x2,…x_1,x_2,\ldotsを順に調べ、それまでに選んだベクトルの線形包に属さない最初のベクトルだけを選ぶ。選ばれた線形独立列へ、先行記事の Gram–Schmidt の直交化を有限段ごとに適用する。各段の最初の零でない残差を正規化することにより、有限または可算な正規直交系(ej)(e_j)を得る。従属するベクトルと零ベクトルは選ばれないので、正規化の分母は常に正である。

選択が有限回で止まった場合、その有限次元線形包は全てのxnx_nを含む。有限次元部分空間は閉じており、(xn)(x_n)は稠密であるから、その線形包はHHに等しい。選択が無限に続く場合、各xnx_nは、それを調べた時点までに選んだベクトルの線形包に属する。したがって全てのxnx_nはspan⁡‾{ej}\overline{\operatorname{span}}\{e_j\}に属し、稠密性からこの閉包はHHに等しい。いずれの場合も(ej)(e_j)は完全である。▨

例 3.5 (Parseval の等式の検算).ℓ2\ell^2の標準正規直交系を(en)(e_n)とする。任意のx=(xn)∈ℓ2x=(x_n)\in\ell^2に対して

x(N)=∑n=1Nxnenx^{(N)}=\sum_{n=1}^N x_ne_n

とおくと、

∥x−x(N)∥22=∑n>N∣xn∣2⟶0.\|x-x^{(N)}\|_2^2=\sum_{n>N}|x_n|^2\longrightarrow0.

したがって、(en)(e_n)の線形包はℓ2\ell^2で稠密であり、(en)(e_n)は完全である。

特にx=(1,1/2,1/3,…)x=(1,1/2,1/3,\ldots)とおく。級数∑n≥11/n2\sum_{n\ge1}1/n^2は収束するのでx∈ℓ2x\in\ell^2であり、⟨x,en⟩=1/n\langle x,e_n\rangle=1/nである。したがって定理 3.3は

∥x∥22=∑n=1∞1n2\|x\|_2^2=\sum_{n=1}^\infty\frac1{n^2}

を与える。これは定義から計算したℓ2\ell^2ノルムと一致する。

例 3.6 (Fourier 級数から得られる Basel の等式).L2([−π,π])L^2([ -\pi,\pi])の三角関数系が完全であることは、Fourier 解析の単元で別に証明する。その完全性を仮定してf(x)=xf(x)=xに Parseval の等式を適用すると、ffの正弦係数はbn=2(−1)n+1/nb_n=2(-1)^{n+1}/nであるから

2π33=∫−ππx2 dx=π∑n=1∞bn2=4π∑n=1∞1n2.\frac{2\pi^3}{3}=\int_{-\pi}^{\pi}x^2\,dx =\pi\sum_{n=1}^\infty b_n^2 =4\pi\sum_{n=1}^\infty\frac1{n^2}.

したがって∑n≥1n−2=π2/6\sum_{n\ge1}n^{-2}=\pi^2/6である。

4 演習

問題 4.1 (最良近似の証明で凸性と閉性を用いる箇所).定理 2.1の証明で、凸性を用いた箇所と閉性を用いた箇所をそれぞれ示せ。閉性を外すと最良近似点が存在しない例をR\mathbb R上で構成せよ。

問題 4.2 (最良近似と直交性の同値). 閉部分空間MMとx∈Hx\in Hに対し、m∈Mm\in Mがxxの最良近似点であることとx−m∈M⊥x-m\in M^\perpが同値であることを証明せよ。

問題 4.3 (Parseval の等式から完全性へ). 正規直交系(en)(e_n)に対し、全てのxxについて Parseval の等式が成り立つなら、(en)(e_n)が完全であることを定理 2.2を用いずに証明せよ。

問題 4.4 (極大正規直交系の存在に用いる選択原理).HHを Hilbert 空間とし、HHの可分性を仮定しない。HHの部分集合EEであって、各e∈Ee\in Eが単位ベクトルであり、相異なるe,f∈Ee,f\in Eが直交するもの全体を包含関係で順序づける。EEの濃度を有限または可算とは仮定しない。 Zorn の補題を適用し、包含について極大な集合EEが存在することを示せ。本記事の定理 3.4と比べ、追加で用いる選択原理を特定せよ。

参考文献

  1. John B. Conway, A Course in Functional Analysis, 2nd ed., Graduate Texts in Mathematics, Springer, New York, 1990.Hilbert 空間の射影定理と正規直交系を参考にした。
  2. Erwin Kreyszig, Introductory Functional Analysis with Applications, Wiley, 1978.最良近似、Bessel の不等式、および完全正規直交系の構成を参考にした。

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